クィーンジュエル（2002年生、母シギサンアゲイン）

Queen Jewel

2002.03.10

クィーンジュエル（2002年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデヒア（当時11歳）と交配したシギサンアゲインが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）八木農場。戦績は、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、八木農場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、武政茂子によって388.5万円で落札された。

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

9月3日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエスプリソニックに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月29日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1500m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳オープンのなでしこ賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月31日、中0週で迎えた4戦目は、2歳戦のサフラン特別（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったアサティスジョオーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。