スピードデクタス（1989年生、母ライフサイクル）

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

12月1日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったスリーブレードに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったマイネルクラウンに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

3歳（1992年）

1月12日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に敗れた。

3月21日、中9週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったチアズラックに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石橋守騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のメイショウゼフアーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石橋守騎手（7戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったエイシンチロルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月10日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石橋守騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石橋守騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた11戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウショウウェーブを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を掴み取った。

12月19日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のプラチナシチーに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた15戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の石清水ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で藤田伸二騎手（5戦2勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた17戦目は、斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田伸二騎手（6戦2勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のうずしおステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田伸二騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の心斎橋ステークス（阪神ダート1400m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋守騎手（10戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた20戦目は、淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（8戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた21戦目は、上賀茂ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（9戦2勝）。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた22戦目は、シルクロードステークス（京都芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

11月14日、約6か月半の休養明けで迎えた23戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は石橋守騎手（11戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（12戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで踏ん張ったが、バンテアンシェクルに半馬身交わされて2着となった。

12月18日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月26日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（14戦1勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

5歳（1994年）

1月6日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（16戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石橋守騎手（17戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。