ウォーターフレアー（2011年生、母ウォーターパイパー）

ウォーターフレアー（2011年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋太陽大気中に生じる閃光、爆発」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時10歳）と交配したウォーターパイパーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）伏木田牧場。戦績は、中央平地15戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月1日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のワーズオデッセイを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月3日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月4日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（4戦1勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて最後はサンレイフローラと並んで11着同着となった。

10月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

4歳（2015年）

3月8日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた9戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5歳（2016年）

4月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

5月21日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワンダーヴァローレに2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

7月16日、中7週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のインディアトロフィー（中京ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は和田翼騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

9月18日、中8週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。