ベビーローズ（1984年生、母ウメノジヨウオー）

ベビーローズ（1984年5月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジムフレンチ（当時16歳）と交配したウメノジヨウオーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際セントラルスタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の一般D。

経歴

デビュー前

古山良司厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた3戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

10月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4歳（1988年）

4月21日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラキンザンから4馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートインターに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた8戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた9戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は村上正和騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般D（帯広ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームメイトから2馬身半差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上正和騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトツプシユウレイをハナ差制して2勝目を収める

8月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上正和騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般D（札幌(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上正和騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上正和騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上正和騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた16戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月27日、連闘で迎えた17戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（1989年）

3月13日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた19戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。