ナツエチャン（2010年生、母メジロウインク）

ナツエチャン（2010年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より＋呼称」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時18歳）と交配したメジロウインクが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、地方26戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の一般C25。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小河豊水から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兼松利男によって315万円で落札された。

水野貴史厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2013年）

10月25日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 雨/重）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた2戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

12月13日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2014年）

1月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳C3（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、リヴァイヴショーに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C25（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルシャアンジェを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた11戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、★翔&亜衣★結婚式★（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウヒエイにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月28日、中1週で迎えた12戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、祝水野良平二十四歳誕生記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた16戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、キョウワイリスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（9戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったスターオブグレイスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸山真一騎手（11戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったメローアップルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた21戦目は、昭平くんお誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で丸山真一騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた22戦目は、Kimulucky誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で丸山真一騎手（13戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた25戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（16戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。