グラヴィス（2021年生、母ラヴズオンリーミー）

Gravis

2021.02.25

グラヴィス（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「重い(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時20歳）と交配したラヴズオンリーミーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、三木正浩によって3億800万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月30日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したサイレントを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

3歳（2024年）

1月28日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイノワールをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスのつばき賞（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したレガーロデルシエロを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

9月14日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。