ノーブルダンス（2010年生、母ステンレスダンサー）

ノーブルダンス（2010年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（高貴な）＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時17歳）と交配したステンレスダンサーが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川正美から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、前川正美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって420万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、吉木伸彦によって420万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

11月10日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

3歳（2013年）

1月6日、中5週で迎えた3戦目は、D.マクドノー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4月7日、中8週で迎えた5戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた9戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7月6日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C1四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた11戦目は、3歳（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月24日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。