トーセンダイヤ（2016年生、母トーセンシャイニー）

トーセンダイヤ（2016年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名より」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンブライト（当時15歳）と交配したトーセンシャイニーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳。

経歴

デビュー前

橋本和馬厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2018年）

5月25日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は425kg。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のラッキーセブンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3歳（2019年）

1月22日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’19桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3月16日、中7週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

5月11日、中7週で迎えた7戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2020年）

1月18日、約8か月半の休み明けで迎えた8戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

3月6日、中5週で迎えた10戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のチェリモヤチャンをアタマ差振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

3月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、春疾風特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、桜並木賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた13戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた14戦目は、芝桜賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ペイシャラメントにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月11日、中1週で迎えた15戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、鵜舟賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた16戦目は、日本ライン賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた17戦目は、木曽三川賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた18戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた19戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、大暑特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

9月14日、中5週で迎えた22戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のハルロックに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、松川渓谷の紅葉賞（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。