メジロフェリシア（2000年生、母メジロタカチホ）

メジロフェリシア（2000年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ばらの品種名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時16歳）と交配したメジロタカチホが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月9日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

6月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた5戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着に入った。

7月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月20日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

9月28日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた10戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、七草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた11戦目は、カトレア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月27日、中5週で迎えた12戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2-5（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2-7（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。