オブリージュ（2020年生、母フィオレンツァ）

Oblige

2020.02.29

オブリージュ（2020年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「願いを叶える(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のパドトロワ（当時13歳）と交配したフィオレンツァが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別 敏朗。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別敏朗から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、前田清二によって385万円で落札された。

深山雅史厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月21日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

4月4日、中9週で迎えた2戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

6月10日、中9週で迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

7月29日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

2023年8月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月8日、中5週で迎えた5戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー34（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー41（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、アイキューテーラーに半馬身交わされて2着に敗北した。