ニフティオーダー（1996年生、母ニフテイアンドニート）

ニフティオーダー（1996年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリファーズウィッシュ（当時20歳）と交配したニフテイアンドニートが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）猿倉牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

12月6日、デビュー戦はJ.サントス騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は一杯になって16着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

3歳（1999年）

1月16日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた6戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 雨/不良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた8戦目は、D.オドノヒュー騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったサクラスイートキスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイランドオオジャを鮮烈な末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

8月22日、中2週で迎えた13戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。