アリダーセンプー（1998年生、母ナイスフラッシュ）

アリダーセンプー（1998年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシアリダー（当時8歳）と交配したナイスフラッシュが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原口牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、池田豊治によって210万円で落札された。

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

12月3日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（2001年）

4月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のエイプリルシリーズ第4戦（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の旭山記念公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた7戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

4歳（2002年）

2月9日、中7週で迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた9戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5（高崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた11戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングズハートから半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月14日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイシータカオーから1馬身半差の2着となった。

8月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた18戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルフブキから1馬身差の2着となった。

10月13日、中2週で迎えた19戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のバクオンワードをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた21戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。