ミホフレミントン（1999年生、母ジョディーディア）

ミホフレミントン（1999年3月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時6歳）と交配したジョディーディアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、堤賢一によって2,100万円で落札された。

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月18日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

12月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2002年）

3月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のパールチケットに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4月6日、中3週で迎えた6戦目は、B.ドイル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月18日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳500万下のカーネーション特別（東京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦1勝）。17頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

6月16日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は蓑島靖典騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から48kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた10戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

11月23日、中5週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマニンロージーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月14日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4歳（2003年）

1月18日、中4週で迎えた13戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（6戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

5月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（7戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月6日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（8戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（9戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月27日、中7週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（10戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

10月25日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑島靖典騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたマイネルロングラン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蓑島靖典騎手（12戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5歳（2004年）

4月24日、約5か月半の休養明けで迎えた22戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月26日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。