リカントロポ（2022年生、母ホワイトアルバム）
Licantropo
2022.04.25
リカントロポ（2022年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「狼男(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時10歳）と交配したホワイトアルバムが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は荻伏三好フアーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。
経歴
デビュー前
梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2024年）
10月6日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。
10月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルハイルフォートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（2025年）
1月13日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のシンザン記念（中京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若駒ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
6月7日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの城崎特別（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は田口貫太騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のアンジョルラスに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月13日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの西部スポニチ賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。
9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（5戦2勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
10月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの堀川特別（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田口貫太騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田口貫太騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったネブラディスクにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
11月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの木津川特別（京都芝1600m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で田口貫太騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。