カントリーバッハ（1999年生、母ゴールデンマザー）

カントリーバッハ（1999年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時7歳）と交配したゴールデンマザーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地13戦1勝、地方3戦0勝2着2回。2003年のジャニュアリー特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タバタファームから「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

7月22日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートチャームに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月2日、中5週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3歳（2002年）

3月16日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた5戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳500万下のカーネーション特別（東京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた8戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた9戦目は、ファビュラスサドル特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、リキサングレードにアタマ差交わされて2着となった。

9月28日、中4週で迎えた10戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた12戦目は、フェイスフルステッキ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた13戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた14戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2003年）

1月14日、中3週で迎えた15戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサムライワールドから3馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。