メディテラニアン（2022年生、母ミカリーニョ）

Mediterranean

2022.02.05

メディテラニアン（2022年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地中海」。毛色は鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したミカリーニョが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、吉田俊介から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ヴェルによって2億4,200万円で落札された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月14日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のルージュスティーズをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

2月9日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4月19日、中9週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

7月27日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、A.A.バデル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの御在所特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフルレゾンをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月1日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの北野特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエコロディノスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。