デリット（2009年生、母レディーデイ）

Diritto

2009.02.10

デリット（2009年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「誠実な（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時10歳）と交配したレディーデイが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年のヒヤデス特別(C1-1)。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

11月13日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

3歳（2012年）

4月29日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月5日、中4週で迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のハタノデジールに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、シルショコラティエに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のスカイアクセスに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。