オレンジホープ（2015年生、母タニノクラリッジ）

オレンジホープ（2015年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「オレンジ＋希望」。毛色は栗毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時19歳）と交配したタニノクラリッジが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は片山建治。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦3勝。主な勝ち鞍は2017年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、片山建治から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

手島勝利厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2017年）

7月2日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のテネイシャスパールに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月13日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

9月24日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシリウス特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアルタイル特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた7戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のチャレンジカップ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のチャレンジトロフィー（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月5日、中0週で迎えた9戦目は、2歳戦のミヤマキリシマ特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口以和騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口以和騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3歳（2018年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口以和騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルソラマメに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

2月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のウィンタースター特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の日峯特選（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は山口以和騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口以和騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のレッドスター特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口以和騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のシャイニングスター特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の初夏賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山口以和騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

6月16日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、3歳戦の夏至賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた23戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のマザーを3/4馬身振り切って3勝目を収める

7月16日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、えびの特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

7月31日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた25戦目は、3歳戦のホットスター特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた26戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスターマイン特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。