ウオーターベイビー（1983年生、母コロネーシヨン）

Water Baby

1983.04.15

ウオーターベイビー（1983年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のゼダーン（当時18歳）と交配したコロネーシヨンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）西田牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武田作十郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月8日、デビュー戦は牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。鞍上は河内洋騎手。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4月6日、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

4月27日、4歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋守騎手。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月1日、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、アグネスミラクルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月14日、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手。17頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったユタカシャインに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ロングウインディーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月6日、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のビギナーズラックを3/4馬身振り切ってトップでゴールに入った。

9月6日、4歳以上400万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

4歳（1987年）

2月8日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

2月22日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

3月14日、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月29日、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。