クイーンブロッサム（2016年生、母チュウワブロッサム）

クイーンブロッサム（2016年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花咲く女王」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時15歳）と交配したチュウワブロッサムが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2019年のムーンストーンフラワー賞。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

9月23日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

12月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3歳（2019年）

1月20日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

3月23日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた5戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

6月12日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中谷雄太騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のヤマタケアンジュを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

8月4日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

12月4日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、初雪特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4歳（2020年）

3月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月19日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月20日、中8週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。