エーシンスピカ（2009年生、母バーモントガール）

エーシンスピカ（2009年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋おとめ座のα星」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時11歳）と交配したバーモントガールが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

6歳のとき、栄進堂から「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月26日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したスイートスズランにアタマ差届かず2着に甘んじた。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2012年）

1月15日、中3週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

3月18日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

9月12日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笠松オーナーズホース杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。