フジマサキャプテン（2006年生、母トリアノンパレス）

フジマサキャプテン（2006年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋主将」。毛色は栗毛。種牡馬のグランデラ（当時8歳）と交配したトリアノンパレスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方26戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C2十七 C3一(ハンデ)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、下河辺牧場から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、藤原正一によって945万円で落札された。

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月9日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月4日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

3歳（2009年）

4月11日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったキュートシルフに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月6日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

7月26日、中6週で迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月22日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

10月23日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、一般C2-13 14（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、一般C2-14 15（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中村尚平騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4歳（2010年）

1月22日、中6週で迎えた12戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2十五 C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は中村尚平騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた14戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた15戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2十五 C3一（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた16戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着を確保した。

4月9日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般C2十七 C3一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のフレンチデザートを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた22戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田健人騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上田健人騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田健人騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田健人騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上田健人騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で上田健人騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で上田健人騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で上田健人騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で上田健人騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で上田健人騎手（10戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた33戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。