ディアマーベル（2009年生、母メジロレーマー）

ディアマーベル（2009年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時8歳）と交配したメジロレーマーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田英樹。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月15日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月1日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

8月25日、中7週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた5戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクイングレイヴをクビ差制して初勝利を挙げた。

9月29日、連闘で迎えた6戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスケルツァンドに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレムチャバンに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクイングレイヴから1馬身差の2着となった。

12月2日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のポートポケットに1馬身半の差をつけて制した。

12月22日、中2週で迎えた13戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーペガサスに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアラタマライトに1馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

1月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のムツミクロフネに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月3日、中4週で迎えた16戦目は、桃の花スプリント（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（9戦5勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月1日、約6か月の休み明けで迎えた17戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

9月8日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、アローXプレス特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

9月14日、連闘で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた20戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ちかちゃん誕生日特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。