ハリウッドレビュー（1995年生、母ダンサーズシューズ）

ハリウッドレビュー（1995年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時24歳）と交配したダンサーズシューズが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の柏崎特別(500万下)。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

2月28日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は410kg。14頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月26日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクライシスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月24日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエンプレスロッチを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシュウレイビゼンに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（1999年）

7月3日、約11か月の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（6戦2勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月24日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の柏崎特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカートゥーンをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

5歳（2000年）

7月1日、約11か月半の休養明けで迎えた10戦目は、5歳以上900万下の中津川特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（8戦3勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の福島テレビ杯（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（9戦3勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の水郷特別（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（10戦3勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の水戸特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（11戦3勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず15着に敗れた。