トレンシャリー（2021年生、母シェリーカスク）

Torrentially

2021.03.02

トレンシャリー（2021年3月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「激流のように」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時10歳）と交配したシェリーカスクが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は笠松牧場。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー小倉(新馬)。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー小倉（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のモズトキキに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1400m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

12月3日、中6週で迎えた3戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのこうやまき賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（2024年）

7月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月12日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの朝日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた6戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4歳（2025年）

1月4日、中7週で迎えた7戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、昆布巻賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月24日、中2週で迎えた8戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、ポルックススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた9戦目は、白山賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた10戦目は、メッシーナ賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた11戦目は、スイートピー特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた12戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい4着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた13戦目は、上村栄光のスタート杯（金沢ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

デビュー前

菅原欣也厩舎（金沢）へ入厩。

5月11日、デビュー戦は葛山晃平騎手を鞍上に据えて、恋路海岸特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。