ワンマンキング（1991年生、母ハシマニツシユ）

経歴

デビュー前

2歳（1993年）

10月9日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タマモエミナントに交わされて5馬身差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ハナブサワンに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

3歳（1994年）

1月8日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

1月30日、中2週で迎えた5戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマーブルグリットに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、シーサイドゴールドにクビ差交わされて2着となった。

4月3日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、激烈なハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、極端なハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで懸命に走り抜いたが、勝ったホクトフィーバスを3/4馬身捉え切れず2着となった。

5月21日、中4週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた11戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月25日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下の羊ケ丘特別（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るピーチパワーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の室蘭特別（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

9月4日、中5週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の五稜郭特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下のSTV杯（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横山賀一騎手（12戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の晩秋特別（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉永護騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4歳（1995年）

4月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山賀一騎手（13戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（14戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（15戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の羊ケ丘特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（16戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山賀一騎手（17戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のパリツアーを半馬身振り切って3勝目を掴み取った。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山賀一騎手（18戦2勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた24戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。