マイネルサン（1989年生、母ローズハニー）

マイネルサン（1989年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は芦毛。種牡馬のグランパズドリーム（当時6歳）と交配したローズハニーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）石井牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害5戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

6月9日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

9月7日、中7週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のハヤノビトンに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月27日、中2週で迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

3歳（1992年）

8月23日、約9か月の休み明けで迎えた7戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

12月12日、中7週で迎えた11戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1993年）

1月16日、中4週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードガリバーから半馬身差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐久騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐久騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐久騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。