ストロングマリオン（2005年生、母トロフィーポイント）

ストロングマリオン（2005年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したトロフィーポイントが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害7戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、村木篤によって2,310万円で落札された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月29日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

8月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

10月6日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2008年）

2月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月25日、中7週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手（7戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトルピナス特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、5着に終わった。

8月6日、中5週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサードニクスフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2009年）

1月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた12戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月28日、中6週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンアスレチックから2馬身半差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた15戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月16日、中5週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は宗像徹騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のレイザストレングスをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

7月11日、中7週で迎えた17戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月6日、中7週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。