ニシノウインド（2021年生、母ソヨカゼⅡ）

ニシノウインド（2021年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+風」。毛色は鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時15歳）と交配したソヨカゼⅡが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はガーベラパークスタツド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2024年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

深山雅史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月7日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

3月21日、中6週で迎えた5戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のスプリントチャレンジ（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた8戦目は、塩津璃菜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のAPRILスプリント（園田ダート1230m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の木尾モデル園田競馬来場記念（園田ダート820m 小雨/重）に出走。鞍上は大柿一真騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1 C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1 C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

6月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のそよぐ恵みの風ゼファー記念（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大柿一真騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大柿一真騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランスカーレットを半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

9月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月6日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。