ホロウクラウン（2010年生、母Hollow Bullet）

Hollow Crown

2010.09.29

ホロウクラウン（2010年9月29日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「はかなき王冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のHussonet（当時19歳）と交配したHollow Bulletが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

5月5日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトウカイバイタルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月14日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の古作特別（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したマイネルアダマスにハナ差届かず2着に惜敗した。

10月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロジメジャーに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。