ダノンボレロ（2020年生、母クイーンビーⅡ）

Danon Bolero

2020.01.29

ダノンボレロ（2020年1月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+曲名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時8歳）と交配したクイーンビーⅡが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ダノックスによって1億5,950万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

10月14日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

4歳（2024年）

1月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート2400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のムジェロに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のミユキザストロングに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月17日、中4週で迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート2400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

6月30日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモンドプリュームを交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする