サツマダンディ（1991年生、母クインミツル）
Satsuma Dandy
1991.04.06
サツマダンディ（1991年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時21歳）と交配したクインミツルが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着3回。
経歴
デビュー前
山内研二厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1994年）
7月31日、デビュー戦は川合達彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は512kg。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、伸びてきたホットスポット決め手に屈してクビ差の2位に入線したが、その後5着に降着となった。
8月14日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、エイシンリチャードに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
9月10日、中3週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。
9月17日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。
10月15日、中3週で馬体重を前走から30kg減らして迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
10月29日、中1週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。
4歳（1995年）
7月8日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた7戦目は、安藤賢一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。
8月6日、中3週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた8戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。
8月13日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は川合達彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた10戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
9月10日、中1週で迎えた11戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したアタゴペガサスにクビ差届かず2着となった。
9月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したアタゴペガサスに3/4馬身届かず2着となった。
10月15日、中2週で迎えた13戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。
10月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下のおけさ特別（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。
11月26日、中3週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。