トロピックサンダー（2007年生、母ソワールムーン）

トロピックサンダー（2007年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「熱帯＋雷。雷の如き走りで、伝説を残して欲しいという願い」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時17歳）と交配したソワールムーンが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川島牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

7月4日、デビュー戦は小林久晃騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見せ場なく16着に終わった。

8月28日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた3戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた4戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた6戦目は、滝沢村商工会賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。