ゴールドレイン（1997年生、母ナニワユウシン）

ゴールドレイン（1997年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時20歳）と交配したナニワユウシンが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は江本嘉昭。戦績は、地方31戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年のガーネット特別(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、江本嘉昭から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

南一吉厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

6月29日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 雨/重）に出走。馬体重は443kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を5馬身以上保って、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月9日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサチノサクセスを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月5日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のセプテンバー特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセプテンバー特別（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた6戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

3歳（2000年）

4月30日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイカンクッキーに1馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンシュウゴゼンに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月11日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユキノトライバルに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を5馬身以上キープして、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

7月24日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャロームレオに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月22日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルーイムラットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月3日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のプランターセットを半馬身振り切って5勝目を奪取した。

10月29日、中7週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーイムラットに2馬身半の差をつけて制した。

12月10日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（12戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

12月24日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で平瀬城久騎手（13戦6勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4歳（2001年）

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた21戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロイヤルラインに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中0週で迎えた22戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（15戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コウナンユーホーに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月14日、中1週で迎えた23戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（16戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（17戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

6月10日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（18戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を5馬身以上キープして、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

8月5日、中7週で迎えた26戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（19戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた27戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（20戦6勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた28戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（21戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた29戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（22戦6勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（23戦6勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

12月10日、中5週で迎えた31戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に終わった。