アンジュパラディ（2022年生、母マルヨパトリオット）

Ange Paradis

2022.02.11

アンジュパラディ（2022年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したマルヨパトリオットが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は前野牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

甲田悟史厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2025年）

2月5日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、3歳戦のニューフェイス賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は431kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るポケットフルコインを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4月10日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦の鳥語花香賞 P未満（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月21日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したクラウングスタフを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1800m 晴/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したアニュスノーバスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインカップ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた8戦目は、星の降る里・芦別健夏まつり賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、カルーナ特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム44（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた11戦目は、グランシャリオドリーム58（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた12戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、パンジー特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、グランシャリオドリーム70（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌駕騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は小野楓馬騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアナベルケイツーをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

11月13日、中2週で迎えた15戦目は、グランシャリオドリーム84（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。