トップオブオアフ（2005年生、母メドゥエムディー）

トップオブオアフ（2005年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ハワイ諸島のオアフ島より」。毛色は栗毛。種牡馬のニューイングランド（当時8歳）と交配したメドゥエムディーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河土肥牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河土肥牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ジャパンホーストレードによって525万円で落札された。2歳のとき、ジャパンホーストレードから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月16日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

3歳（2008年）

1月26日、中4週で迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

5月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/重）に出走。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた12戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

4歳（2009年）

1月18日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

2月8日、中2週で迎えた15戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。