モガミナシビア（1987年生、母ノスタルヒアス）

モガミナシビア（1987年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時7歳）と交配したノスタルヒアスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の一般C。

経歴

デビュー前

佐藤林次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

3月31日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

4歳（1991年）

4月20日、約10か月の休み明けで迎えた7戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

5歳（1992年）

1月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンヒメユリから1馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーブレードからクビ差の2着に甘んじた。

3月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田正美騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で和田正美騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファイヤーシンゲキをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

4月13日、中4週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田正美騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田正美騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田正美騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた19戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシメニリュウをクビ差制して勝利をモノにする

6月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。