テスタロッサ（1996年生、母Bo Dapper）

Testa Rossa

1996.09.29

テスタロッサ（1996年9月29日）は、オーストラリアで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のペルジノ（当時5歳）と交配したBo Dapperが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝。2000年のエミレーツステークス(豪・ハンデG1)に勝利した他、2000年のイートウェルライヴウェルカップ(豪・ハンデG1)を制するなど、G1級競走4勝を含む重賞7勝を挙げた。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 2戦0勝 [0-0-0-2/2]
• 総賞金 国内: 600万円
• 生年月日: 1996年9月29日
• 出生国: オーストラリア
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: D.ローソン 海外
• 馬主: J.カペリン
• 生産者: Mr. JJ Knight
• 抹消情報: 中央：2001年6月5日抹消

指数の推移（直近7走）

• 7
  走
  前
• 6
  走
  前
• 5
  走
  前
• 4
  走
  前
• 3
  走
  前
• 2
  走
  前
• 前
  走

パフォーマンス分析

ベストレース

• レース名: 京王杯スプリングカップ
• 日付/馬齢: 2001年5月13日/5歳
• コース: 東京芝1400m 左
• 着順: 5着
• オッズ/人気: 9.9倍/5番人気
• 馬番/頭数: 3番/18頭
• 天候: 晴 24.3℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/稍速
• レースラップ: 平均=11.3/ラスト=12.2
• レースペース: 稍ハイ
• 通過順位: 12-12
• 馬体重 増減: 532kg
• 出走間隔: 約5か月半の休養明け
• 騎手 斤量: D.オリヴァー 59.0kg

血統

概要

祖母のBodegaは海外重賞1勝（豪国）。曾祖母のSalonは海外7戦1勝。父のペルジノは海外1戦1勝。

近親馬

• • 半兄: Brighter Scene 1994/AUS/Scenic
  Brighter Scene

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	6*7×7*7	3.9%
牡	Nearco	5*7*7×6*7*7*7*7	9.37%
牡	Hyperion	6*6×7	3.9%
牡	Fair Trial	6*7×6*7	4.68%
牡	Nasrullah	6×6*6*6	6.25%
牡	Gold Bridge	6×6	3.12%
牡	War Admiral	7×7	1.56%
牡S	Sir Gallahad	7*7	1.56%
牡S	Blue Larkspur	7*7	1.56%
牡M	Hurry On	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Danzig 1977 （USA）		Northern Dancer 1961 （CAN）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
			Natalma	Native Dancer
				Almahmoud
		Pas de Nom 1968 （USA）	Admiral's Voyage	Crafty Admiral
				Olympia Lou
父 ペルジノ 1991 （USA）			Petitioner	Petition
				Steady Aim
		Bold Reason 1968 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
父の母 Fairy Bridge 1975 （USA）			Lalun	Djeddah
				Be Faithful
		Special 1969 （USA）	Forli	Aristophanes
				Trevisa
			Thong	Nantallah
				Rough Shod
母の父 Sir Dapper 1980 （AUS）		Vain 1966 （AUS）	Wilkes	Court Martial
				Sans Tares
			Elated	Orgoglio
				Rarcamba
		Sikri 1967 （NZ）	ゴールデンプルーム	Golden Cloud
				Perennial
母 Bo Dapper 1985 （AUS）			Miss Sikri	Summertime
				Fatehpur Sikri
		Without Fear 1967 （FR）	ボールドリツク	Round Table
				Two Cities
母の母 Bodega 1973 （AUS）			Never too Late	Never Say Die
				Gloria Nicky
		Salon 1964 （GB）	フオルテイノ	Grey Sovereign
				Ranavalo
			ソワレ	Chanteur
				Serocco

血統分類

• サイアーライン: ダンジグ系
• ファミリーナンバー: 1-w

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2001/06/03 東京	芝1600m 良 晴	安田記念 G1	ブラックホーク 2.1	16 / 18	7枠 15番	D.オリヴァー	58kg	10.9	5人	9-4	37.5 / 35.3	532	0
2001/05/13 東京	芝1400m 良 晴	京王杯スプリングC G2	スティンガー 0.3	5 / 18	2枠 3番	D.オリヴァー	59kg	9.9	5人	12-12	34.3 / 34.7	532
2000/12/17 香	芝1600m GF	香港マイル G1	Sunline 1.2	8 / 14	12枠 14番	B.プレブル	57.2kg	10.0	4人
2000/11/11 豪	芝1600m GS	エミレーツS G1	(Weasel Will) -0.2	1 / 16		P Payne	59kg
2000/10/28 豪	芝2040m Sl	コックスプレート G1	Sunline 1.7	6 / 13	7枠 2番	B.プレブル	56.2kg
2000/10/14 豪	芝2000m GS	ヤルンバS G1	Sky Heights 0.7	8 / 11	8枠 10番		57.2kg
2000/09/23 豪	芝1400m Gd	イートウェルライヴウェルC G1	(Camarena) 0.0	1 / 17		B.プレブル	58.5kg	4.5	1人
2000/09/07 豪	芝1200m Sft	Ian McEwen Trophy L		1 / 1		B.プレブル	57.6kg	3.8	1人
2000/05/27 豪	芝1350m GS	トレジャリーカジノ10,000 G1	Mr. Innocent 1.2	12 / 15			56.2kg
2000/04/08 豪	芝1500m Sft	ジョージライダーS G1	Al Mansour 0.6	11 / 12			55.3kg
2000/03/18 米	芝1600m GS	チッピングノートンS G1	Tie the Knot	8 / 8			54.9kg
2000/03/04 豪	芝1400m Gd	フューチュリティS G1	(Miss Pennymoney) -0.1	1 / 5		D.オリヴァー	54.9kg
2000/02/13 豪	芝1000m Gd	ライトニングS G1	(Falvelon) -0.2	1 / 6		D.オリヴァー	54.4kg	5.0	2人
1999/10/23 豪	芝2040m Gd	コックスプレート G1	Sunline 0.6	4 / 11	11枠 11番	E.ウィルキンソン	48.5kg	15.0	7人
1999/10/09 豪	芝1600m Gd	コールフィールドギニーズ G1	Redoute's Choice 0.0	2 / 14		D.オリヴァー	55.3kg	6.0	2人
1999/09/19 豪	芝1400m Gd	ヴィクヘルスC G1	(Nina Haraka) 0.0	1 / 18		D.オリヴァー	54.4kg	6.0	2人
1999/03/13 豪	芝1400m Gd	サイアーズプロデュースS G1	(Dangerous) -0.3	1 / 8		E Cassar	55.3kg	2.5	1人
1999/02/27 豪	芝1200m Gd	ブルーダイアモンドS G1	Redoute's Choice 0.3	2 / 15		E Cassar	55.3kg	3.0	1人

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

2歳（1999年）

2月27日、2歳G1のブルーダイアモンドステークス（オーストラリア・コーフィールド芝1200m）に出走。15頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったRedoute's Choiceから2馬身差の2着に敗北した。

3月13日、2歳G1のサイアーズプロデュースステークス（オーストラリア・フレミントン芝1400m）に出走。8頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のDangerousに2馬身1/4の差をつけてG1ホースの称号をつかんだ。

3歳（1999年）

9月19日、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、G1のヴィクヘルスカップ（オーストラリア・コーフィールド芝1400m）に出走。18頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のNina Harakaをクビ差制して2つ目のG1タイトルを掴み取った。

10月9日、3歳G1のコールフィールドギニーズ（オーストラリア・コーフィールド芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でD.オリヴァー騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったRedoute's Choiceから短クビ差の2着に甘んじた。

10月23日、E.ウィルキンソン騎手を鞍上に迎えて、G1のコックスプレート（オーストラリア・ムーニー バレー芝2040m）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

3歳（2000年）

2月13日、G1のライトニングステークス（オーストラリア・フレミントン芝1000m）に出走。鞍上はD.オリヴァー騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気でレースに臨んだ。最後は、2着のFalvelonに1馬身1/4の差をつけて3つ目のG1タイトルを掴み取った。

3月4日、G1のフューチュリティステークス（オーストラリア・コーフィールド芝1400m）に出走。鞍上は2戦連続でD.オリヴァー騎手（3戦2勝）。5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のMiss Pennymoneyに3/4馬身の差をつけて4つ目のG1タイトルを獲得した。

3月18日、G1のチッピングノートンステークス（アメリカ合衆国・ワーウィック ファーム芝1600m）に出走。8頭立てのレースに臨んだ。8着に敗れた。

4月8日、G1のジョージライダーステークス（オーストラリア・ローズヒル芝1500m）に出走。12頭立てのレースに臨んだ。11着に敗れた。

5月27日、G1のトレジャリーカジノ10,000（オーストラリア・ドゥームベン芝1350m）に出走。15頭立てのレースに臨んだ。12着に敗れた。

4歳（2000年）

1着となった。

9月23日、ハンデG1のイートウェルライヴウェルカップ（オーストラリア・コーフィールド芝1400m）に出走。鞍上は2戦連続でB.プレブル騎手（1戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のCamarenaをハナ差制して5つ目のG1タイトルを奪取した。

10月14日、G1のヤルンバステークス（オーストラリア・コーフィールド芝2000m）に出走。11頭立ての10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月28日、G1のコックスプレート（オーストラリア・ムーニー バレー芝2040m）に出走。鞍上はB.プレブル騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月11日、ハンデG1のエミレーツステークス（オーストラリア・フレミントン芝1600m）に出走。16頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のWeasel Willに1馬身1/4の差をつけて6つ目のG1タイトルを手に入れた。

12月17日、G1の香港マイル（香港・シャティン芝1600m）に出走。鞍上はB.プレブル騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2001年）

5月13日、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上はD.オリヴァー騎手（4戦3勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月3日、G1の安田記念（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でD.オリヴァー騎手（5戦3勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。