エーティードセイ（2016年生、母クイックコマンド）

A T Dosei

2016.05.10

エーティードセイ（2016年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋土星」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時7歳）と交配したクイックコマンドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C13。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タバタファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、荒木徹によって1,350万円で落札された。

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

5月18日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた3戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るセイクリッドキングを半馬身差し切って初白星を挙げた。

12月19日、連闘で迎えた4戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、パワーリンクに半馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2020年）

1月29日、中5週で迎えた5戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホウオウスティングに7馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、明日から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた8戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木之前葵騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木之前葵騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアドベントクランツに3馬身の差をつけて優勝

4月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木之前葵騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5歳（2021年）

7月8日、約14か月半の休養明けで迎えた11戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で木之前葵騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木之前葵騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた13戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で木之前葵騎手（10戦3勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。