メジロシャネル（1988年生、母メジロモンロー）

Mejiro Chanel

1988.03.31

メジロシャネル（1988年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時9歳）と交配したメジロモンローが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地12戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

1月26日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキリスパートを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

2月17日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定4歳500万下のうぐいす賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったメジロロベルタにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

3月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた5戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったセントメジャーにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったホーセンルビーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（1992年）

6月13日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインザーローズに5馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のソーラーハートをハナ差振り切って圧倒的人気に応えた。

8月8日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の五頭連峰特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたトーワビゼン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

9月20日、中5週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。