オウエイロブロイ（2008年生、母フェストネ）

オウエイロブロイ（2008年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（馬主のイニシャル）＋父名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時8歳）と交配したフェストネが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大原ファーム。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月1日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたニシノフウウンジ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

9月5日、中1週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

3歳（2011年）

1月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

8月14日、約7か月半の休養明けで迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では見せ場なく18着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた11戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

10月29日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2012年）

1月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月1日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシュヴァルツシルトに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大江原圭騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた17戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で大江原圭騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。