アウトスタンド（2016年生、母アストリッド）

経歴

デビュー前

2歳（2018年）

12月6日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフォルスペランツァを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2019年）

1月22日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンの’19桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

3月8日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったエアースピーダーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムサシレパードに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月4日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、北風賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では生来の負けん気を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた6戦目は、黒羽麻璃央さんTCK来場記念（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のマラキアに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4歳（2020年）

6月25日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた8戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

5歳（2021年）

6月9日、約10か月半の休養明けで迎えた9戦目は、すぱっと!POG!賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1八九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、伸びてきたカナヒタル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月18日、中4週で迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、オリオンビール賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスターシューターをクビ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。