ノミセパラーレ（2011年生、母エアデュシェス）

ノミセパラーレ（2011年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時15歳）と交配したエアデュシェスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、地方25戦2勝2着2回。2014年の夏至賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

6月26日、デビュー戦は高野誠毅騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は410kg。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

8月22日、中7週で迎えた2戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月22日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったバトルジャングルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプテラノドンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた6戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3歳（2014年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた8戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた9戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルメリア賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた11戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の武雄賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のサクラソウ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のホトトギス賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のリネンスウィフトに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の虹ノ松原特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の夏至賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着を確保した。

7月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

8月2日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の七ツ釜特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、カシノリデルに交わされて4馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のバルーン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月27日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた22戦目は、野路菊賞（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（10戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、霜降賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（11戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（12戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた25戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。