シオジビクトリー（1996年生、母スーパーラン）

シオジビクトリー（1996年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のローゼンホーマ（当時13歳）と交配したスーパーランが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部政志。戦績は、地方22戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のヤングジョッキー(アラ系一般C1以下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、服部政志から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、服部政志から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

南昭造厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1998年）

11月29日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は468kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるハヤテスーパーを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月28日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンダーズイコウに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1999年）

4月6日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジェイサンボーイを捕まえ切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月28日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマリンコウテイに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和義騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカガヤキをハナ差振り切って3勝目を手にした。

7月19日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和義騎手（9戦3勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた12戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和義騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、ヤングジョッキー（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミラクルホーマを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って4勝目を手にした。

8月24日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（12戦3勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、手取賞（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（13戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた17戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（14戦3勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（15戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた20戦目は、七五三特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（16戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月29日、中1週で迎えた21戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（17戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（18戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カガヤキに3/4馬身交わされて2着となった。