リケアカプチーノ（2022年生、母ブラウンテヌート）

リケアカプチーノ（2022年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時16歳）と交配したブラウンテヌートが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は金石牧場。2025年の一條記念みちのく大賞典(M1)に勝利した他、2025年のスプリングカップで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

田中守厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2024年）

7月7日、デビュー戦は赤岡修次騎手を鞍上に据えて、2歳戦の壱-1（高知ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカゼヨウビに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の堆金菊特別（高知ダート1300m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドライブアウェイに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の潮菊特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゾクゾクに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のネクストスター高知（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドライブアウェイに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の満天星特別（高知ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリューノスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3歳（2025年）

1月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の土佐水木特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトサノマイヒメに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳オープンのスプリングカップ（名古屋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったページェントに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中6週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、3歳戦の仙台屋桜特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で赤岡修次騎手（7戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るユラリユラメイテを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月4日、中3週で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳M1のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシーソーゲームに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月8日、中4週で迎えた10戦目は、3歳M1の東北優駿（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンロックンロールに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月29日、中2週で迎えた11戦目は、M1の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒロシクンを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って7勝目を獲得した。

9月2日、中8週で迎えた12戦目は、3歳Jpn2の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月19日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のトパーズカップ（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタナハシを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月9日、中2週で迎えた14戦目は、北國王冠（金沢ダート2600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた15戦目は、M2の北上川大賞典（水沢ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったサクラトップキッドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。