キヌガサフウジン（1997年生、母ファインハッピー）

キヌガサフウジン（1997年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時8歳）と交配したファインハッピーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方32戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のアルデバラン特別(一般B3)。

経歴

デビュー前

山下清春厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1999年）

6月2日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

6月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた3戦目は、水野淳平騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月23日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のマイオリタテンシを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったツルノテンザンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5月15日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

7月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた15戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた18戦目は、埋橋浩樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のデルマクリスタルを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

11月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒミノロッチを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利をモノにする

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は埋橋浩樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

4歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は埋橋浩樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた24戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るケンランを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

5月12日、中1週で迎えた25戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパークフリーオンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月20日、連闘で迎えた26戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた27戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた29戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦2勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた31戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉原寛人騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。