デビルズキング（2010年生、母ボーディーススズカ）

デビルズキング（2010年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「魔神の王」。毛色は栗毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時8歳）と交配したボーディーススズカが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C4-8。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

4月27日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

6月16日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

7月23日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-8（門別ダート1700m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のハンガンボンズに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月30日、連闘で迎えた4戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、Aiba浦河リニューアル記念賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、室蘭名勝ピリカノカ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、天馬街道賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月19日、中3週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた10戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

11月3日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月17日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

4歳（2014年）

1月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3月22日、中9週で迎えた21戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

4月12日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったユキノハリケーンに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

4月26日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月3日、連闘で馬体重を前走から15kg増やして迎えた27戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（13戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月17日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた28戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で関本淳騎手（14戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキャンディタフトをクビ差振り切って優勝

5月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で関本淳騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2七八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で関本淳騎手（16戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のヤマニンアルダントに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

6月29日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で関本淳騎手（17戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた32戦目は、国指定名勝浄土ヶ浜レース（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で関本淳騎手（18戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヒルノカディスに2馬身の差をつけて優勝

7月21日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、東北楽天ゴールデンイーグルス賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で関本淳騎手（19戦3勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた34戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で関本淳騎手（20戦3勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で関本淳騎手（21戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で関本淳騎手（22戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で関本淳騎手（23戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で関本淳騎手（24戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。