クリーンキャンター（1992年生、母ツルサンガバナー）

クリーンキャンター（1992年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のカントウハヤテ（当時12歳）と交配したツルサンガバナーが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は鶴見甲子雄。戦績は、中央平地4戦0勝、地方29戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年のアラ系一般C。

経歴

デビュー前

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

9月10日、デビュー戦は嶋田高宏騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は400kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた3戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

3歳（1995年）

4月16日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳C1（上山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳B2（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳C1（上山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月8日、中7週で迎えた8戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1180m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハイエイムに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月23日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーライバに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月30日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターシュンポウからアタマ差の2着に惜敗した。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦のアラブ優駿（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高山伸一騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高山伸一騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高山伸一騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月9日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で高山伸一騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンパーフェクトからクビ差の2着に甘んじた。

10月14日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高山伸一騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月26日、中5週で迎えた19戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で高山伸一騎手（11戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったライズプリンスからアタマ差の2着となった。

12月2日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高山伸一騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高山伸一騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高山伸一騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のレオビジンビジンに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4歳（1996年）

1月3日、中1週で迎えた23戦目は、初春特別（中津ダート1620m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で高山伸一騎手（15戦3勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月13日、中0週で迎えた24戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で高山伸一騎手（16戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた25戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサダノトウザイからアタマ差の2着となった。

1月28日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（17戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた28戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（18戦3勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた29戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（19戦3勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（20戦3勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた31戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、加来原特別（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（21戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた33戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（22戦3勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。