パドックキラー（2015年生、母サクラカンパネラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、伊藤敏明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大久保和夫によって540万円で落札された。

安田武広厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2017年）

8月3日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は528kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

8月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

3歳（2018年）

6月7日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、カワイイリングに交わされて2馬身差の2着となった。

6月26日、中2週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニットウシェリーに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた5戦目は、夜高あんどん祭り賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレヴリミットに6馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

8月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた7戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のショウナンダズルに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

10月3日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

12月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2019年）

5月8日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、つくし特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のグラチダオンをクビ差振り切って久しぶりの一戦を物にした。

5月30日、中2週で迎えた11戦目は、えりも町豊似湖特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた12戦目は、黒百合特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（3戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた13戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、小町草特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に終わった。

9月19日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、デルフィニウム特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。