ケルンパレス（1991年生、母フジノアレツ）

ケルンパレス（1991年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のミュゲロワイヤル（当時6歳）と交配したフジノアレツが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者はエスティウィンファーム。戦績は、中央平地17戦1勝、地方25戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

12月5日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3歳（1994年）

1月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた5戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた8戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5月8日、中1週で迎えた9戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮したが、5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた10戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた11戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月23日、中2週で迎えた13戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のファンドリショウリをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月13日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた15戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

9月10日、連闘で馬体重を前走から20kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の桑名特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

11月7日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、田口輝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1995年）

1月13日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田口輝彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた21戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田口輝彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田口輝彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1996年）

2月21日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田口輝彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田口輝彦騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた28戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田口輝彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた29戦目は、水野淳平騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた30戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた31戦目は、中島広美騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野淳平騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた35戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野淳平騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野淳平騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野淳平騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた38戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野淳平騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオグリイメージから2馬身半差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた39戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた40戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（14戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズエイコウから2馬身半差の2着となった。

11月26日、中1週で迎えた41戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口輝彦騎手（15戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた42戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野淳平騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。